転職して2週間。辞めたい理由を考えてみた

転職して2週間。静かな不安と向き合う日記

転職してはや2週間。
定時で帰れるし、仕事もそこそこにできている。公認会計士の受験をする上では、かなり良い環境だと思う。

それでも、漠然と「辞めたいな」と思う瞬間がある。正直、何も考えずに勉強だけしていたい。
「学んだことで稼ぎたい」という気持ちはあまり強くない。試験に受かったら、四国に引っ越して農家をしたい──そんな想像をしてしまう。(もちろん実務要件や農作業の大変さは承知している。)

これまでの人生を客観的に見ると、順調だったのだろうと思う。試験はだいたい学年で上位にいたし、サッカー部ではキャプテンも務めた。友人にも恵まれ、両親の仲も良い。

それなのに、なぜか満たされない。
不安になったときはネットで同じ心情を検索して、「皆似ている」と確認することで一時的に安心する。しかし、その安心感は長く続かない。

学生の頃は、サッカーに没頭することで気持ちが落ち着いた。正確に言えば、何も考えずにいられたのだ。今も筋トレや勉強で似た環境を作っているはずなのに、満たされない。

原因のひとつに、やはり「仕事」があるのだろう。転職して間もなく、仕事が完璧にできない自分に苛立つ。私は昔から完璧主義だ。みんなと同じスタートラインに立てば、努力で結果を出せば満足できた。

しかし現実の職場は違う。何年も経験のある人たちと比べられてしまい、自分の未熟さばかりが目に入る。頭では「新人は完璧じゃなくて当然」と理解しているが、心が追いつかない。周囲と比べては落ち込み、精神的に辛くなる。

だからこそ、「農家になりたい」と思うのだろう。比較や評価から離れ、淡々と日々を重ねる暮らしに憧れるのかもしれない。

ここまで読んでくれた方の中にも、似た気持ちを抱えている人がいるかもしれない。
辛さを解消する確かな答えは持ち合わせていないが、こうして言葉にすることで少し心が軽くなるのを感じる。

徒然なるままに書いた先に、きっと光があることを信じて進んでいきたい。

タグ:転職 / 不安 / 完璧主義 / 公認会計士 / 日記

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